サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療現代医学が、「こころ」という未開の分野を無視したがために、
さまざまな病気で誤った診断をされている、というお話。
また、その誤った診断そのものが、本人の病気を長引かせているということだそうだ。
「機器で計測できないものや、数値表現できないものは、存在しないに等しい」
という理屈のもとに成り立っている現代の化学・医学の限界を説明している。
心の奥に抑圧された怒りなどの感情が、再度浮上してくるのを抑える目的で
痛みが、“気をそらすために発生する”という理論は、とても納得できる。
また、その理論を知る事によって、タネあかしされてしまった事で痛みが出なくなる、
ということになるのが面白い。つまりこの本に書かれていることを理解すると、
痛みが「ネタバレした!もう逃げるしかない!」という感じで居なくなるということなのだ。
アレルギーなど、現代医学で、「抑えることができても完治させることができない」病気を
持っている人にも、おススメできる本。
ひじょうに良くできている本だけれど、体の部位を示す専門用語が連発するため、そのあたりを
読むのが苦しい。「大転子」っていわれて、体のどこだかすぐに分かりますか?
電車などで読んでいるとその場で調べるわけにもいかないため、
そこで引っかかってしまいます。理解せず読み進めると、上滑りしながら読んでしまう感じ。
体の部位の名称が一覧で書かれた、解剖図ポスターでもつけるのがいいかと思いました。
そこだけがちょっと気になったので★-1。
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